政治家になりたい。 その志が私の心に芽生えたのは12歳の時です。 当時、テレビ番組では、アフリカで飢餓に苦しむ子供たちの映像が盛んに流されていました。「なぜ世の中には、食べるものに困って涙を流す人がいるのだろう……」。私は、幼いながら、どうしたらこの子たちの笑顔を取り戻すことができるのかと、悶々と考えていました。 そんなある日、私は二人の女性のことを知りました。 ひとりは、マザー・テレサ。もうひとりが、英国初の女性首相、マーガレット・サッチャーでした。

マザー・テレサは 「この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです」 とおっしゃっていました。私はこの言葉を聞いた時、現実の世界で見えている物の奥に、もっと深い意味が隠されている。その根本を解決しないと何も変わらない、ということを知りました。

そして、マーガレット・サッチャー。彼女が残した功績は賛否両論ありますが、彼女の発言が私の心を捉えました。「人間は自分だけの幸せを考えて生きてはいけない。我々は皆、同じ船に乗っています。この船に乗ってる人々が、争いもなく幸せに生きていける様にするのが政治です。」

その時から、私は自分のまわりの人々はもちろん、世の中のみんなをもっと笑顔にする。その一つの方法として、政治があるのではないかと考えるようになりました。

いつの日か政治家になり、社会に貢献したい。世の中の幸せを考えた、あの日から30数年。民間企業や海外でさまざまな経験を積み、公私にわたり多くの方々との出会いに支えられてきました。 私は、「鹿児島を元気にしたい」と心から思っています。そのために、全力で動き、さまざまな人と壁を越えてつながり、人々に寄り添うことを約束します。 まだまだ未熟者ではございますが、どうぞ私をみなさまのお役に立たせてください!