米丸まき子のSupporter’s Voice

 

vol.18「米丸まき子らしさ」
田原迫 華さん
彫刻家  日展鹿児島会 会員 鹿児島県美術協会会員 指宿市男女共同参画推進懇話会委員

私は「人のかたちを粘土で形作る」彫刻家という仕事をしています。
いわゆる男性社会な業界で、男性の師匠に仕えるか、女性らしさを捨てて男性のようにがんばるか、の二択しかないのだろうかと悩むこともありました。
そんな時にまき子さんに出会い、男性らしさ、女性らしさのどちらでもない、「米丸まき子らしさ」に圧倒されて惚れ込みました。

以前から、「すごい人がいる」「剛毅」「とにかく頼りがいがある」そんな噂を聞いていました。
ひょんな事からご縁を得て、なんとまき子さんからご自身の肖像をご依頼いただきました。
私は、特に肖像が得意なのですが、まき子さんは、私の制作の実態を見たい!という好奇心でご依頼くださったのです。それにきちんとお金を出してくださるのは、簡単にできることではありません。文化に対する敬意、本気で文化を作る意識があることを強く感じました。

肖像制作時、たくさんおしゃべりするなかで、まき子さんが、一途な恋をしたり、感じやすくて涙もろかったり、おしゃれや美しいものが大好きな事を知りました。美味しいものが大好きで、料理も大好きで、お店で食べたものの材料や調理方法が全部わかったり。(わからないと調べずにおけない様子も)

まき子さんの持つ知識、教養、実行力、そうしたスキルは、ひとりひとりの価値観の違いに寄り添う優しさと常にセットです。その感性があるからこそ、難しい課題にぶちあたったときこそ、まき子さんは鹿児島という素材を最高に活かすでしょう。鹿児島に、まき子さんがいる!それは、本当に貴重でラッキーな事と思います!